2018/07/06

最初に「自分にしかできないこと」を作るブランディング ~IT・サイバー系業務を切り開いた凄腕弁護士~

<第1回>登録半年で開業、そしてネット分野専門に

<第1回>登録半年で開業、そしてネット分野専門に

ITやサイバー系の業務で全国トップクラスの実績を持つ中澤氏に、一つの業務で専門性を持つことの意味について伺いました。

プロフィール 中澤佑一

【略歴】
弁護士法人戸田総合法律事務所代表弁護士
 
2006年東京学芸大学教育学部環境教育課程文化財科学科卒業、2009年上智大学法科大学院修了、同年司法試験合格、司法修習新63期、2010年法律事務所MIRAIO入所、2011年埼玉県戸田市内唯一の法律事務所として戸田総合法律事務所設立、2015年弁護士法人化とともに東京オフィスを開設。
市内唯一の地域密着型事務所として幅広い業務を取り扱う傍ら、インターネット・情報法分野を専門的に取り扱い全国の顧客からも多くの相談・依頼を受けている。
主な著作に『インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル』(中央経済社)、「『ブラック企業』と呼ばせない!労務管理・風評対策Q&A」(中央経済社)
 
【企業理念】
自由で安心安全なインターネット社会のために
 
【会社概要・連絡先】
弁護士法人 戸田総合法律事務所
http://todasogo.jp/
 ◆ 東京オフィス
   〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル6階
   TEL 03-6273-4790 FAX 03-6273-4791
 ◆ 戸田オフィス
   〒335-0023 埼玉県戸田市本町2-10-1山昌ビル3階
   TEL 048-229-6201 FAX 048-229-6205
 
【メッセージ】
インターネットは完全に社会のインフラとなっています。
そのため、現在ではインターネットの技術面・法務面に関する知識・ノウハウは、紛争解決の最低限の知識であると私たちは考えています。この意味で、ネットは詳しくない、分からないと開き直る士業には既に専門家としての価値は皆無です。ネットが絡まない分野は既にありえないのです。
当事務所ではインターネットに特有の最先端の問題も含め、現代のネット社会の紛争解決に必要な専門ノウハウを蓄積し、ネット社会の問題に対する解決策を提案いたします。


対談スタート

事務所勤務半年で「即独」

【ミカタ編集部】 

本日は弁護士法人戸田総合法律事務所代表の中澤佑一先生にお越しいただきました。中澤先生の事務所はITやサイバー系の業務で全国トップクラスの実績をお持ちで、2013年に出版した書籍、『インターネットにおける誹謗中傷対策マニュアル』は弁護士会館ブックセンターのベストセラーランキング1位を獲得しています。今は弁護士も7名雇用し、今まで採用した弁護士は一人も辞めたことがないそうです。そのあたりの採用、組織論、開業に至るまでの軌跡などを幅広くお聞きしたいと思っておりますので、本日はよろしくお願いします。まずは弁護士の資格を目指されたところから開業に至るまでについて教えていただいてもいいですか?
 
【中澤氏】
もともと大学の学部では文化財関係の分析化学をやっていました。あまり就職口がなく、学部の段階でどうしようかと考えていたのと、サラリーマンには向いていないと思ったので、資格を取ろうと思いました。当時ちょうど法科大学院の話が出ていて、司法試験を通れば食いっぱぐれることはないだろうと思いロースクールに行き、幸い受かりました。司法修習を経て事務所に就職しましたが、人に使われるのはやはり向いていなくて、すぐ辞めました。そのため、登録して半年くらいで開業したということです。
 
【ミカタ編集部】 
弁護士さんは事務所でキャリアを積んでから開業される方が多い印象で、すぐに開業するのはかなりレアだと思いますが、同じくらいで独立される方はいましたか?
 

【中澤氏】
うちの業界ではすぐに独立することを俗に「即独」と言うのですが、ほぼそれに近い形だったので、確かに早いほうでした。友人で一人即独した人がおり、彼は弁護士登録前の司法修習中から即独すると言っていて、私が事務所を構えようと思った時にはすでに自分の事務所を構えてしっかり経営者としてやっていたので、彼にいろいろ聞きながら独立の準備を進めました。
 
【ミカタ編集部】 
社会人経験もビジネス経験も、法律的な弁護士業務もあまり経験を積まずに独立されたと思いますが、独立後のスタートダッシュはどのような感じでしたか?

 
【中澤氏】
独立して一番苦労するのが、案件がないことです。案件がないと経験が積めなくて実力がつかない。実力がないとどうしてもうまくいきません。どこかの段階で、実力も経験もない中で案件を取らなければいけません。何とか1件でも案件を取れれば、そのなかで経験を積むことができ、サイクルが回り出すのでなんとでもなりますが、最初の案件を取るというのは実際なかなか大変でした。ウェブの集客をして、そこで記事を書いたりして幸い1件きました。


【ミカタ編集部】 
最初にやろうと思われたのは何業務ですか?

 
【中澤氏】
埼玉の戸田市に事務所があるのですが、独立した当時は市内に弁護士事務所はなく、1件しか弁護士事務所がなければ何かしらくるだろうと思っていました。そのため当初は何かに特化するつもりもなくやっていましたが、開業3か月くらいからからインターネットの分野を意識的にやるようになりました。
 

1~3年目の90%以上はウェブからの集客

【ミカタ編集部】 

最初の集客はウェブでというお話でしたが、最初からウェブ集客を考えて取り組まれていたのですか?
 
【中澤氏】
ウェブくらいしか思いつかなかったというのもあります。
 
【ミカタ編集部】 
それが想像以上にうまく行ったというところもあるのですね。さっきこのインタビューの前に、お客さんが来すぎて業務をストップしたというお話がありましたが、相当嬉しい悩みですよね。どこからそんなにお客さんを引っ張って来たのですか?

 
【中澤氏】
1〜3年目くらいまでは90%以上自分で作成した事務所のウェブページからのお問い合わせでした。
 
【ミカタ編集部】 
ウェブにおける競合があまりいなかったというのが大きいんでしょうかね。今、広告単価もすごく上がって来ていますし、ウェブの状況も変化していると思います。今開業される方が前と同じようにできるかと言われるとそうでないかもしれません。どうですか?

 
【中澤氏】
私がやっているインターネットの分野に関しては、当時と同じようにはできないと思います。競合も増え検索連動広告などをかなりの広告単価をかけてやっているところが増えました。今から入る人は相当に広告費をかけないと案件を獲得するのは難しいと思います。しかし、何かしらこういう分野はありますので、ネット以外のブルーオーシャンの分野を探せばいいのではないでしょうか。
 
【ミカタ編集部】 
やはり新しい、当時だとサイバー系の案件、風評被害を解決するだとか、そういう需要が出始めていたということですね。

 
【中澤氏】
そうですね。当時は弁護士にはそんなこと解決できないでしょ、という感じだったので、解決策を出すと目立ちました。


<第2回>従業員離職ゼロにする採用と教育


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