2017/10/26

副業で士業ができる?士業の可能性とは?

副業で士業ができる?士業の可能性とは?

近年、士業の資格を活かした形で副業をされる方が増加傾向にあるのをご存知でしょうか?一昔前で考えれば、どこかに勤務をしている人と言うのは、休みの日や、帰宅した後等に副業をする事自体、あまり考えれなかったと思われます。また、本業として勤務をしている会社自体が、副業を禁止しているケースも多くあります。副業をした事によって、本業を疎かにしてしまう事を避ける為でもあるでしょう。

現代では、士業の仕事を本業にしていなくても、士業の資格を有している方は沢山いらっしゃいます。せっかく資格を取っても、本業と言う仕事の枠に囚われてしまい、資格を活かせていない方も多くいらっしゃいます。

しかし、近年では副業を認める企業も多くなってきており、士業の資格を活かす形で副業をされている方も出てきています。士業と言えば、弁護士、行政書士、司法書士、税理士、社会保険労務士等の「士」が付く国家資格なわけですが、これらの士業が、副業として仕事を行える可能性と言うのは、現実的にどのくらいあるのでしょうか?ではそれぞれで見ていきましょう!

1.休みの曜日がいつなのか?による?

副業をすると言っても、本業があるわけですから、本業の休みの曜日がいつなのか?と言う所が、士業が副業をする場合に最大にネックになるのではないかと言う事です。

それはなぜかと言うと、士業と言うのは、行政機関等に書類を出したりする場合もある為、お役所は基本的に平日しかやっておらず、土日祝は受け付けてくれないと言うデメリットがあるからです。世の中で勤められている方々は、土日祝の休みが多いのに対し、書類提出などで定期的に赴く必要となるお役所も残念ながら同じ曜日に休みを取っています。一般の方でも、必要に合わせて住民票や、戸籍等が必要になるのに対し、それらの事を理解していないのか?国民が勤務している時にお役所は稼働しており、国民がやっと休みになると、同時に休みになってしまうわけですね。これはしばらく変わらなさそうです。

このように、士業の資格保有者にとっても同様、土日祝が休みの方にとっては、少し副業をすると言う事は、少々手が回らないと言う問題が発生しやすいと考えます。例えば、役所に届けなければならない書類や、業務を遂行する上で、どうしても役所に書類を取りに行かなければならないと言う依頼を受けた場合、ご自身は平日本業をして忙しく、例え土日祝に書類作成を行ったとしても、提出したり、書類を取りに行く事ができないと言う事態になれば、全ての依頼内容が遂行できないと言う問題が発生します。そのような中途半端な事になるのであれば、依頼する側にとっては、他の士業を本業にしている方へ依頼をされるのは当然の事です。

ですから、行う業務内容にもよりますが、士業が副業を考える際に、どうしてもネックとなるのは本業の休みがいつなのか?に、左右されてしまうと言う所が1つのポイントとなるのではないでしょうか?また、逆に土日祝に本業の勤務をされていて、平日に休みが入る士業有資格者にとっては、副業を考える幅が広がります。

上記では役所を例に上げていますが、他にも許可を受ける場合等も、どうしても国が管轄している場所に出向かなければならない場合も多くあります。士業に関わる以上は、中々この曜日と言うのは避けられない問題でもあります。更に、取引を行う相手先が、平日稼働していて、土日祝に休みを取っていると言う場合も多くなります。そうなれば、やはり本業の仕事が平日に休みを取れる!と言う人は、土日祝休みの方よりも圧倒的に有利だと言う事ができるわけです。

つまり、本業と合わせて、士業で副業を検討される方は、まず、あなたの休みの曜日がいつなのか?そして、その休みで士業として行う事が出来る業務は一体何なのか?を具体的に考えた上で、業務を遂行できるような形で始められると良いと思われます。勿論、士業でも平日、土日祝にとらわれない業務もあるでしょうから、まずは休みの事情と合わせて、どこまで出来るのかと、業務内容を見定める必要があると言う事になります。

また、平日に本業をされている方が、帰宅後に夜間に士業として副業を行う場合も、ある程度のリスクを考えておかなければなりません。依頼を受ければ、その仕事は完璧にこなさなければなりませんから、本業で朝から夕方、若しくは夜まで働いて、疲れている上にまた、士業としての副業を夜にやると言うスタンスを取る場合、ご自身の疲れを考慮した形で始める必要があります。大丈夫だろうと思って始めても、本業は優先ですから、本業を疎かにする事もできないでしょうし、残業がある日だって考えられます。

私の本業は、ほとんど残業はないし、帰宅後も、肉体的精神的に余裕があると言う自信がある方は問題ないと思われますが、いつも疲れて帰宅される方や、肉体的精神的に疲労がある方、残業がいつ入るかわからない方にとっては、オーバーワークになってしまい、副業を始めても、体調を壊したり、精神的な限界を迎えた結果、やはりダメだった・・と言う事になりかねません。ですから、士業を副業とするのを考えるのであれば、まずは本業が現在どういう状態であるのかをしっかり考えた上で、上手くいくように対策が取れると言う事であれば、是非始められるべきだと考えますが、途中で無理になってしまった等の信頼を失うような事態になりかねないと思われる方は、はっきり言って、やめておくべきだと考えます。

これは、本当に計画を立てられなかったと言う方に該当しますから、なんでもかんでもダメと諦めてしまう必要はありません。大切な事は、副業にすると言う事は、本業があるわけですから、そちらとの兼ね合いがどうなるのかを、しっかりと見極める必要があると言う事なのです。

2.士業として副業を行う場合のメリット

さて、士業として副業を行う際に、得られるメリットとはどのような物が考えられるのでしょうか?

まず、1番大きい事と言うのは、やはり収入面ではないでしょうか。本業で仕事をしている状態で収入は安定していますから、副業をした場合には、副業分として別の収入が加算されますから、自動的に、総合的な年収はUPする事は間違いありません。収入が上がれば、その分モチベーションUPにも繋がりますし、更なる活躍を期待できる可能性が高まります。

また、本業がある状態で、副業としての別の顧客を獲得する事が可能となりますから、こちらもプラスとなるでしょう。もし、本業の顧客と副業の顧客を、同時に仕事をする上で確保できれば、相乗効果も期待できます。更に、本業が士業でない方にとっては、せっかく有している資格を活かす事ができます。

また、資格は持っているだけでは活かせませんから、資格を使って副業を行う事により、実際に実務を行うわけですから、スキルアップにも繋がります。更に、大きな特徴としては、本業に不満足の方等にとっては、副業として士業業務を開始する事により、将来的に士業として独立開業を考えられる可能性が高くなります。

士業と言っても、サービス業であり、顧客がいなくては、事務所は潰れてしまいます。副業として士業の仕事をしていく中で、確実に顧客や名前が売れていけば、人脈も増えますし、何も経験がない段階から士業として独立開業するよりは、実務経験とそれまでの繋がりによって、安定した形で士業事務所を立ち上げられる可能性が高くなる事もメリットの1つと言えるでしょう。副業と言う事は、本業があるわけですから、士業として将来的に独立開業を考えられる方にとっては、本業と言う安定した収入がある状態で開始する事ができますから、不安と言う面では、それらのリスクを取っ払う事ができるのではないでしょうか。

3.士業として副業を行う場合のデメリット

1でもデメリットには触れていますが、まずは曜日の問題ですね。次に、本業の休みが土日祝の方の場合、官公署への提出が難しいと言う問題ですね。これは避けられないデメリットと言っても良いのではないでしょうか?

また、士業の場合は、問い合わせや依頼が平日の昼間に偏る場合もあります。この場合、本業が平日勤務となっている方にとっては、大変リスクだと考えられます。ご自身の本業をしている最中に連絡が来るわけですから、必ずしも応対できるとは限りませんし、対応している事を他の従業員の目に止まってしまえば、本業の方でマイナス評価を受けかねないからです。

副業にするとしても、先に本業を上手く行わなければ副業の意味がありませんから、このような事もデメリットの1つとなってしまいます。更に、困りものなのが、これらの事態を考えた時、本業、副業どちらもが中途半端になる可能性があると言う事です。これでは、副業を始めた意味がなくなってしまいますし、元も子もありません。ですから、まずは本業を考えた上で、士業の副業がどこまで行う事ができるのかを事前に考えてから戦略を練る必要があると言う事になります。

4.コンテンツと言う目線で副業を考える

士業業界と言うのは、バリバリとした営業活動ができない分、インターネットによる事務所ホームページの開設や、そのホームページに掲載するコンテンツが大変重要となります。コンテンツと言うのは、記事や動画等の事を意味しているのですが、これらの記事等を掲載し、士業の専門知識を読み手であるユーザー側に提供する事によって、ファンになって頂き、集客を見込むと言う方法です。

士業と言う業種は、その専門性の高さから、資格を持っていない一般の方にとっては、わからない事が多くあります。そこに合わせて、士業が関わる業務内容には、依頼したいと思う側が大きな不安や、問題を抱えていたりする事もあります。それらの事を記事によって参考にして頂いたり、あるいは解決に近い状態に持っていく事によって、結果的に依頼に繋げる事ができます。

更に、コンテンツには、検索順位を上げるSEO対策の効果もあるのです。ホームページを作成しても、検索された時に上位に来なければ見てもらえない可能性は十分に高まってしまいますから、意味のないホームページとなってしまいます。

しかし、コンテンツマーケティングを利用する事によって検索順位を上げる事ができれば、ホームページに足を運んで下さる方は自動的に増えていきますし、更なる集客を見込む事が可能です。このコンテンツですが、実はご自身で記事を作成できないと言う方は結構いらっしゃいます。士業として実務をバリバリこなしていたり、知識を豊富に持っていたとしても、それを文章化する等してコンテンツにする事が苦手だと言う方がいると言う事なのです。

ここで、副業として行って頂きたいのが、この士業の方々の代わりにコンテンツの制作をすると言う士業としての副業です。勿論、コンテンツを作るには、それなりに慣れも必要ではありますが、せっかく士業の資格を有しているのであれば、専門的な知識を活かしてコンテンツを制作すると言う形で副業を行う事も可能だと言う事なのです。また、コンテンツと言う目線で考えると、本来は士業と別の本業を行っていて、士業の資格を活かして動画をUPして副収入を得ている方もいらっしゃいます。

近年でよく耳にするユーチューバーですね。YouTubeは誰でも閲覧できますし、無料の動画サイトです。勿論、動画をUPする側も無料で投稿していますが、ここには裏があり、動画の閲覧数が増えたり、人気が出ると、その動画にCMが付きます。これが収入となって返ってくるわけです。ユーチューバーの中には、これを本業にして、多くの収入を確保している方も大勢いらっしゃいますし、近年ではその方々が注目されてテレビ番組にも出演されていますね。動画も立派なコンテンツの1つです。

これらを応用すると言う手も、1つの副業の形だと言う事ができるでしょう。

5.士業を副業にする際の注意点

士業の資格を持っているからと言って、簡単に副業を考えるのは、少し落とし穴がありますので、そちらも解説しておきたいと思います。

各士業によって差はありますが、士業の資格と言うのは、国家資格に合格しただけでは有資格者であると言う事しか言えません。ですから、実際に士業として仕事をする場合には、登録をする必要がある士業が沢山あります。つまり、登録をしていない資格合格者は、ただの有資格者であり、実際に士業であると名乗る事ができないわけです。

行政書士で見てみましょう。まず、地域によって違いがあるのですが、東京の行政書士会に登録をする場合で、登録手数料が2万5千円。そこに合わせて、入会金が20万円かかります。何も東京が高いと言う事ではなくもっと高額のお金を支払わなければならない都道府県もあります。

また、その他の費用として年会費がかかるわけですから、登録手数料と、入会金とを合わせ、そこに加算される年会費を支払う事ができるのか?と言う所が問題となります。登録手数料や入会金と言うのは最初に支払うお金ですから、副業を始める初期費用として投資する事も出来るでしょうが、結構高額な事がお分かり頂けると思います。そこに合わせて年会費ですから、せめて年会費を超える副収入を得られなければ、本末転倒となってしまいます。

副業は趣味ではなく、あくまでも収入を増やす事を目的としていますから、初期投資や、年会費を合わせ、これらを超える金額を得られなければ意味がないと言う事なのです。勿論、上記で述べたように、地域によって金額には差がありますから、ご自身がお住いの地域で登録をする場合にいくらかかるのか?等を考えて副業を行う必要があると言えるでしょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
士業として副業をされると言っても、必ずしも上手くいくと言う確証はありません。

しかし、様々なリスクを承知した上で、対策を取れるように戦略を練る事で、大きな副収入を得られる可能性もありますし、実際に士業を副業にして多くのお金を稼いでいらっしゃる方も大勢います。ですから、まずは諦めるのではなく、せっかく持っている資格をどのようにすれば活かす事ができるのか、しっかりと作戦を立てて開始されてみてはいかがでしょうか!?

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