2017/06/15

士業事務所必見!ホワイト企業ってなに??

士業事務所必見!ホワイト企業ってなに??

ホワイト企業化って?


ここ最近書籍や新聞、ニュースなどを通じて企業の「ホワイト企業化」について記事を目にしない日はありません。長時間労働削減、ワークライフバランス、生産性向上、多様性という言葉が盛んに言われています。では、この企業の「ホワイト企業化」とは一体何なのでしょうか。

ここでは認識を同じにするため、「ホワイト企業化」の言葉を定義したいと思います。
ここでいう企業の「ホワイト企業」とは、顧客満足、従業員満足も高くさらに業績もよく成長しているという3つのポイントが揃っている企業、と定義します。
「ES 」「CS」「業績」の3本柱が揃っているということです。ブラック企業の正反対、と理解していただければイメージしやすいかもしれません。

なぜ今ホワイト企業化なのか?採用に困っている企業の共通点


今企業に「採用はうまく行っていますか?」と聞くと上手くいっていると回答が来る企業はごく少数。ほとんどの企業が採用に困っていると感じています。
例えば募集しても応募自体が来ないとか、「応募してやっと電話がかかって来たけれどさくらなのではないか」と思ってしまうなど、どの企業も苦労している様子が分かります。
 
そのような企業の採用広告を見ると、
「◯◯の仕事ができる人募集」などと書いてあったりします。見覚えがありませんか?もしくは、ちょっと工夫している程度に「仲のいい(もしくはわきあいあいとした)職場です」と記載して職場の雰囲気がいいとアピールしている企業もあります。(ないよりはいいかもしれませんが)
これらは『ありきたり』のことしか書かれていません。これでは応募が来ないのは当たり前、求職者の心を掴むことはできないのは当たり前なのです。

ERG理論とホワイト企業化


アルダーファのERG理論をご存知でしょうか?マズローの欲求5段階説はお馴染みだと思いますが、アルダーファはマズローの欲求5段説を修正、整理して人間の欲求を3つに集約しました。
ERG理論で挙げられる3つの欲求は下記を指し、それぞれの英単語の頭文字をとって「ERG理論」と呼ばれています。

<アフダーファのERG理論>
⑴生存欲求(Existence)
物質的、生理的な欲求を全て含み、賃金や労働条件など全てに対する欲求。
⑵関係欲求(Relatedness)
人々との関係を良好に保ちたいという欲求
⑶成長欲求(Growth)
人間に本来備わっている成長を続けたいという高次欲求。

人間には本来これらの3つの欲求があり、基本的には下位の欲求(生存欲求→関係欲求→成長欲求)から満たそうとしますが、同時に3つが存在もするというものです。同時に人間には「社会貢献欲求」という欲求もあります。これは文字通り他者、社会に貢献したいという欲求です。日経の記事でも若者に広がる意識として「社会貢献したい」という意識がある、さらに自分が共感する思いとして「感謝される仕事がしたい」が96%と最も多く支持されたという記事があります。また、最近の新卒採用の話を聞いていますと、「社会の役に立ちたい」という話をする学生が多いという採用担当者の話もあります。 

余談ですが心理学者のA.アドラーは人の幸福の3条件として、「自分が好き」「私は貢献できる」「人は信頼できる」という3つの条件があるとも言っています。

つまり、私たち人間はERG理論の3つの欲求(生存欲求、関係欲求、成長欲求)と人に貢献したい、社会に貢献したいという「貢献欲求」が本来備わっていると言えるのです。
また、今の若者が就職活動で見ているポイントはワークライフバランス、働きやすさというデータもあります。例えば、女性の活躍データベースというサイトでは、有給取得率や一ヶ月あたりの平均残業時間、女性管理職割合などの数字が出ていますが、採用面接を受ける際にこのデータを見て受験する企業を選んでいるという若者は多いのです。
 
採用で他の企業ではなく自社が選ばれるためには、アルダーファのERG理論、そして若者の社会貢献欲求の強まりを考えると、採用する際にどれだけ企業が賃金や賞与という生存に関わる欲求(Existence)だけではなく、どれだけ社内の人間関係が良く(Relation)、自己成長ができるのか(Glows)という点に加えて、どれだけその企業が社会に貢献をしているのか、社会の人の役に立っているのかという点を訴求することが大切です。
さらに求職者が仕事を選ぶ際に重視している「働きやすい企業」であることをアピールすることも大切です。

つまり、採用で選ばれる企業というのは、社会貢献もしていて従業員が成長する環境を与えることができ、人間関係も良いという、3つが揃っている企業だと言えるのです。つまり、「CS」「ES」「業績」も良いという「ホワイト企業」になることが、採用で企業が選ばれるポイントだと言えます。

ホワイト企業の成功事例


では「ホワイト企業」はどの位「採用の際に求職者に選ばれて」いるのでしょうか。関西のある不動産会社では、企業のホワイト化に取り組み「ホワイト」であることを打ち出したところ、会社説明会の申込者が約2倍になったそうです。また、東京のIT企業では、残業0時間を続けていて、ホワイト企業であることをホームページに出したところ、集まる人材の質が上がった、有名な大企業を蹴って選んでくれた人もいた、という声もあります。
 
ではどうやって企業をホワイト化していくのか、気になるところだと思います。大企業だけの話ではないか?残業があって初めて生活が成り立っているので大抵の企業では無理と思った方もいるかもしれません。これについては次回、お伝えしてきます。

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