2017/04/14

儲かる?士業の実態とは?

儲かる?士業の実態とは?

士業は儲かるのは幻想か現実か??


士業と言う言葉を聞いた時に、まずみなさんはどのようなことを想像するでしょうか?
社会的な地位が高く、地位に比例して収入も高い職業であるということかもしれませんね。士業のお仕事をされている人の中で一般的な現在の平均年収(発表されている日本のサラリーマンの平均年収は400万円代です)より上回っている方は確かに多くいらっしゃいます。

しかしながら、士業であるからと言ってすべての人が必ず儲かっていると思うのは大きな間違いです。
実際には、想像される事のほとんどが現実とは違う事が多いです。
士業と言えば、弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、弁理士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、中小企業診断士などの士とつく、専門性の高い業種を想像される方がほとんどだと思われます。
これらの方たち専門家の全てが儲かっているとイメージするのは間違いなのです。

どういう事かと言いますと、士業と言っても、様々な士がつく業種があります。その業種によって、仕事に対してのおおまかな報酬の額は違ってきますし、その資格を活かして企業に就職して国家資格を保有する従業員活動をしているのか?または、就職してからある程度経験を積んで自分で独立開業しているのか?または、開業したとしても、お客様を集めることになかなか苦戦してしまい、事務所が赤字経営となってしまっているという方もいらっしゃることでしょう。
そういった観点からすると、難関な国家試験に合格した士業であったとしても、一般の企業で勤務している方と大差はないとも言えてしまうのです。

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では、実際に資格を取って就職をしている人の初任給や給料などから見ていきましょう。

まず、公認会計士という士業について例を上げてみます。
公認会計士の場合、まずは監査法人に就職するのが一般的となります。ここでの初任給については、月に30万円にプラスで、残業代と賞与が支払われるケースが多くなります。この額くらいの収入から始まるのであれば、一般の平均的な初任給よりも高いと言えますので、儲かるとも言えるかもしれません。

それに比べて宅地建物取引士という不動産関係に就職された方はどうでしょうか?一般的に不動産業界は、賃貸と、実際に土地や建物などの不動産を売買する仲介に分かれます。最初に宅地建物取引士の資格を持っている方であれば、売買の方に就職される方が多いと思われますが、この場合の初任給は各企業によっても異なりますが、20万円~30万円程度だと言われています。この給料に、資格手当として金額が少し上乗せされたり、歩合や、ボーナスがつくと言った形になると思われます。

このように、士業と言っても一概に同じだとは限らないという事をまず念頭に置いて頂ければと思います。
また、就職をして開業した方や、資格を得てどこにも就職をする事なく開業された方の中でも、その本人の経営能力や営業力の差によって、収入が多くある人もいれば、うまくマーケティングする事ができずに、収入も一般的な会社員の平均年収より下回る方もいらっしゃいますし、もっと悪ければ赤字経営をしていたり、最悪の場合は倒産に追い込まれる事もあります。士業だけに限らないですが、設立された会社が5年経過しても残っているのは1割程度であると考えると、独立している士業事務所も会社と同じようなものですから、設立後5年経過しても生き残っている割合はそこまで離れていないのではないかと思われます。
また、どこかに就職をしていて、取引先や知り合いが多く、報酬を多く稼いでおり、年収が軽く1000万円を超えている方もいらっしゃいますし、元々どこにも就職せずに士業として開業し、ずば抜けた経営能力や、営業ができて、開業後すぐに高額の年収に到達する方もいらっしゃるのです。
つまり、結果的にはこの士業の資格を持っていれば、この士業の事業をしていれば儲かるという事は一概に言えないという事になります。

士業は儲けるには効率の悪い職業なのか??


ただし、儲かりやすいという観点では、少し説明ができるかもしれません。それは報酬額や、世間から求められやすい業務である士業、一般的な勤め先の年収が高い傾向にあるなどの士業として、分ける事は可能と言えます。もちろんの事ながら、例えば、就職をしたとしても、その会社の業績が良くないのであれば、収入は低いでしょうし、世間から求められやすい業務を行う士業であったとしても、上記でも既に申し上げたように、営業能力などがなく、集客があまりできていないのであれば、そもそも依頼がないわけですから、いくら能力が非常に高い専門家であったとしても実態としての報酬には何も繋がらないことになります。ですので、ここでは、そのような状況的なものは一旦外した形で、儲かりやすい士業と言う観点のみで解説させて頂きたいと思います。

まず、社会保険労務士について紹介させて頂きます。
社会保険労務士の年収については、250万円~1000万円と言われており、この収入にはかなりの差がある事がわかると思います。しかし、成功している社会保険労務士であれば、1000万円以上を稼いでいるという事になります。社会保険労務士は、開業をする方法と、実際に会社に就職して勤務する方法の2択がありますので、どちらを選択するかによっても年収には差が生まれると思われます。社会保険労務士の平均年収は500万円~600万円と言われていますので、儲かりやすい士業とも言えるでしょう。

次に平均年収が高いのが、中小企業診断士、弁理士、不動産鑑定士、土地家屋調査士が該当します。
大体平均で600万円と言われております。中でも中小企業診断士の方は、年収1000万円を超えている人も少なくありません。ただし、ここでも、顧客を集客するには、士業の資格があるだけでは収入には繋がりません。それなりの社会のニーズに対応できたり、専門知識を独自に豊富に持たなければ依頼には繋がらないという事になります。

次に高いと言われるのが、税理士や公認会計士です。
平均年収は1000万円と言われております。言わばお金や税務関係のプロと言ったところです。企業は経営していく中で、このような士業の方に依頼をかけなければならない場面も訪れます。その為、顧客が全くないというわけではないでしょうが、だからと言って偉そうな態度を取ったり、高額な報酬を求めれば依頼者は他に取られてしまうため、ここでも士業であるから高収入だとは一概には言えないという事になります。

次に多いと言われているのが弁護士や司法書士です。
裁判をする際には弁護士をつけるのが一般的ですし、土地や家などの不動産を購入する場合などにも、登記などの場面で司法書士が出てきます。そう言った観点からすれば、法律のプロであるわけですし、人は生きていく中で法律と言うルールにのっとって物事を解決する場面は多々あります。その時に必要となる士業と言う事ができるのではないでしょうか。ただし、一般的に弁護士は収入が高いと思われがちですが、資格を取ったとしても、就職口がなかったり、開業する事ができていない人は、実はゴロゴロといるというのが現状です。ですので、ここでも弁護士になったら必ず儲かるという甘い考えは捨てた方がよいでしょう。

さらに、これらの平均年収を割り出す中で、各種の士業の会が案内しているアンケートに答えていない人がいるのも事実です。答えていない人は、もしかすると収入がかなり低いという可能性もあるのです。そうなると、これらの平均年収というものは、あまりあてにしてはいけないという事になります。
更に、行政書士と言う業種でも、一般的に収入が低いと言われる士業の分野に属しますが、実際にはそうではなく、うまくマーケティングを行い、年収1000万円以上という人は実はゴロゴロといるのです。

つまり、士業だから=儲かるという概念は捨てるべきである時代です。
一番重要な事は、まず、士業の仕事につきたいと思った時、どの分野が得意であるか、興味があるかによって、士業の選択肢は変わります。更に、将来開業をしたいのか?自分はずっと会社に雇われているままでよいのかを選択し、選ぶべきでしょう。
そして、儲かると言われている士業の仕事についたとしても、自分でマーケティングを行い、開業した企業を安定して運営していく事の方がよっぽど大事だと言えるのです。あなたの取得した資格で判断してしまうと後々大変なことになる可能性があることはよく理解しておくようにしましょう。
お客様は取得している資格を見ることはもちろんですが、対面や電話対応などのあなた自身の人柄のほうをより重視して観察しているのです。
偉そうにふんぞり返って、お客様にサービスを行うつもりがまるでない専門家など、今の時代には不要な存在なのです。

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