2016/12/09

社会保険労務士:江口勝彦

大切なのは“汗をかく”こと! 一人ひとりが1,000万円以上稼ぐ北九州中央社会保険労務士法人はなぜ強いのか

大切なのは“汗をかく”こと! 一人ひとりが1,000万円以上稼ぐ北九州中央社会保険労務士法人はなぜ強いのか

講師と士業、二足のわらじ


― まずは、独立されるまでの経緯を教えてください。


いろいろと事情がありまして、私は26歳ぐらいまで学生をしていました。そのとき、「このままじゃ人生やばいな……」と。
それで当時、資格ブームということもあり、「何らかの資格を取得しておこう」と決意したのです。

そのとき、たまたま見た本に「年収1,000万も夢じゃない」という内容のことが書いてありまして。
その資格が社会保険労務士だったのです。

資格の勉強は、在学中にはじめました。合格したのは卒業後です。それからは、受験学校の講師をしていました。
30代なかばまで続けていましたので、延べ6000時間は授業をしていると思います。

― 講師をしながら独立の準備もされていたのでしょうか?


資格を取得したときでまだ27歳でした。ですので、いきなり独立しても難しいと思い、講師として働きながらチャンスを伺っていたかたちです。

受験学校の講師といっても、当時は結構な額の収入がありました。コマ数が多いときは月に70万円ほどもらっていたと思います。

そのように、講師としてお金を稼ぎつつ、社会保険労務士としても登録はしていました。

記憶する限りでは、社労士としての売り上げが年間100万を超えたのは、おそらく3年~4年ほど経ってからだと思います。
もともと収入があったので、必死になって社労士として稼ぐ理由もあまりなかったですし。

ですので、社労士としてのスタートが順調だったかというと、決してそうではありません。

― 最初のうちはどのようにして仕事を獲得していたのでしょうか?


受験学校の受講生から話をいただいたり、異業種交流会で知り合った人から依頼を受けたりという感じでしょうか。
仕事は少なかったのですが、講師として教えていたこともあり、法律の知識に関してはしっかりと身につけることができたと思います。
また、経済的にも余裕がありましたね。

その後、教え子で合格した人たちが、社会保険労務士として稼げるようになってきました。
その姿を目の当たりにして、私自身、社労士としての将来を少しずつ考えるようになったのです。それが30代の前半ごろだったと思います。

それからはいろいろな活動をして、徐々に社労士としての仕事が増えてきました。
とくに効果的だったのは、各種団体に所属して、そこでしっかりと汗をかくことです。やはり、名を連ねているだけではダメですね。

具体的には、地域の経営者が所属しているような会に参加していました。そこで、その会のためになるような活動をすること。貢献することですね。
その姿を見ていただいて、経営者の方々からお声をかけてくれるようになりました。

そもそも、社会保険労務士の人はたくさんいます。インターネットで検索しても、いっぱいヒットしますよね。異業種交流会に行っても同じです。
だからこそ、信頼を得るために汗をかくことが大切だと思います。

ただ所属しているのではなく、イベントや催しがあれば積極的に参加する。行事にも前向きに取り組む。
そういった小さな心がけによって、人間関係が構築でき、信頼へとつながります。やはり、見ている人は見ているのですね。

私も、周囲の人たちを見ていて、「この人はがんばっているな」「信頼できそうな人だな」と判断することがあります。
その判断材料となるのは、ただ仕事を求めているだけではなく、積極的に動いて貢献しようとする姿なのです。

名前だけではむしろマイナスです。泥臭いことでも厭わずにすること。とくに最初のうちは、どんなことでも嫌がらずに取り組むことですね。
会に参加し、行事に出席する。この2つを意識するだけでも、人脈の形成に役立つと思いますよ。

あとは、適度に自己アピールすることでしょうか。自分のしていることが相手に伝わらなければ、声がかかることもありませんし。

― その後、法人化されるまでの流れについてはいかがですか?


先ほども申し上げましたとおり、30代なかばまでは講師の収入と社労士の収入があったので、両者のバランスを少しずつ移行していったかたちになります。
具体的には、社労士としての収入が上がったぶん、講師業にあてる時間を減らしていきました。

35、6で講師を辞めてからは、社労士の仕事も少しずつエンジンがかかってきまして。売上としても年間で1,000万円前後だったと思います。
あとは講師業で得た収入も加えて、はじめて人を雇ったのが35歳のときです。

社労士の仕事が忙しくなってきたこともありますが、半分は見栄ですね。
もちろん、人を雇うことによって仕事がさらに増えるという目論見もありましたし。それからは、少しずつ人が増えていきました。

2人目に雇った男性スタッフは、今でも私の事務所で活躍しています。事務所の屋台骨を支える存在にまで成長していますね。
その人とは社労士の検収で出会ったのですが、そういった出会いの場を逃さないことも重要だと思います。

酒の席で出会ったとしても、事務所を支えるような存在になってくれることもあるのですから、人生とはわからないものです。

社労士として完全に独立してからは、低空飛行のときもありましたが、おおむね順調に増収増益を重ねています。
対前年比で見ると、安定して成長している格好になっていますね。

研修内容は「全国の事務所を見学する」こと


― ホームページを拝見すると、キャッチコピーに「社労士4名の社労士法人による組織的サポート」とありますね。現在の体制について教えていただけますか?


現在は、社労士4人の体制で事業を行っています。事務員やその他のスタッフも加えるとトータル8名の組織です。

当初から目標にしていたのは、所属するスタッフ1人あたり1,000万円の売上を稼ぐという方針です。資格保有者かどうかに関わらず、1人1,000万円です。ただ、その目標はあっさりクリアしてしまいまして。

秘訣としては、安売りしないことが大事だと思います。価格競争に巻き込まれることなく、独自の価値をサービスとしてお客さまに提供していくこと。ハイパフォーマンスを維持しつつ、報酬規定をしっかりと守る。そうすれば、自然と売上が伸びていくはずです。

金額の範囲内で最大限のサービスを提供すると意識していれば、売上が伸びずに困るということはありません。

― とくに、業績が伸びた要因はどこにあると考えていますか?


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