2016/10/28

弁護士事務所に入るための5つの条件 ~最近の弁護士求人事情~

弁護士事務所に入るための5つの条件 ~最近の弁護士求人事情~

晴れて弁護士資格を手に入れると、弁護士になるという以外にも、裁判官や検察官になるなど、色々な道が開けます。その中で、恐らく誰でも選択肢の一つに含めるのが、弁護士事務所に弁護士として入ることではないでしょうか。
とはいえ、弁護士事務所の求人は、一般企業の求人のようにふんだんにあるわけではありませんし、求人サイトや求人誌などがあれこれ用意されているわけでもありません。

では、どうすればこのプロセスを潜り抜け、後悔のないように弁護士キャリアをスタートさせることができるのでしょうか。

■キャリアプランを決める

弁護士事務所の求人情報を探し始める前に、まず、自分の弁護士としてのキャリアプランを明確にしておきましょう。
弁護士の道を選んだとしても、将来、独立して弁護士事務所を構えたいのか、大手弁護士事務所でパートナーを目指すのか、或いは企業内弁護士になるのか、といったことで、選ぶべき求人先は大きく変わります。これが定まらないうちに、やみくもに求人情報をかき集めても、無題になってしまいますし、下手をすると、働き始めてから後悔することになりかねません。

弁護士事務所への就職を成功させる第一歩は、まずこうして土台をきっちり作ること。
足場が固まっていれば、採用試験でも説得力が増し、受かる確率はぐっと高くなるはずです。

■求人を待っていてはダメ

良い弁護士事務所に入りたければ、先手必勝。これも、弁護士の就職活動を成功させる条件の一つです。一般に求人情報が出されるのを待っていては、狭き門を目指して大勢の競争相手が押し掛けてしまいますので、その前に入り込んでしまう作戦ですね。

インターンやアルバイトなどを採用している弁護士事務所は珍しくありませんので、こうした求人を狙ってください。この求人情報探しは、ロースクールに入学したときなど、弁護士として生きることを決めたときから、すぐに始めても良いでしょう。

入りたい弁護士事務所でインターンなどの求人を出していればそれに越したことはありませんが、そうでなくても、経験作りには大きな効果があります。

大抵の場合、電話応対や来客への対応、或いは書類を届けるいといった、いわば“雑用”的なものが多くなるかと思いますが、これも良い勉強。採用して欲しい弁護士事務所であれば、良い腕のみせどころでもあります。確実で機転の利く仕事ぶりをアピールして、採用に結び付けましょう。

■的確な求人を見つける

こうして下準備をしておいて、いよいよ職探しのときを迎えたら、良い求人を見極めることが、勝敗のカギを握ります。
一口に弁護士事務所と言っても、規模も得意分野も様々ですし、抱えているクライアントの業種や規模もそれぞれです。自分の目指す弁護士キャリアの方向性や、これまでの経験と実績、持っている能力などと合う弁護士事務所の求人であるほど、採用される確率は高まりますし、今後の弁護士としてのキャリアにもプラスになります。
また、弁護士事務所の中には、規模が小さく経営が安定しない弁護士事務所や、採用した弁護士の育成にさほど熱心でない所があるのも、実情です。求人情報だけ見て飛びついてしまうと、こうした弁護士事務所を掴んでしまう恐れもあり、そうなると、忙しいばかりで一向に弁護士としてのキャリアを磨けないまま日々が過ぎてしまう、ということにもなりかねません。
求人情報は、優良であること、自分に合うことを基準に、厳選してください。

■書類は入念に

さて、こうして良い求人を探し当て、採用試験を受けることになったら、提出する書類には全力を傾けてください。
採用された後、弁護士事務所で働きだすと、大量の書類を扱うことになります。求人に応募してきた書類が、誤字脱字がある、字が汚い、汚れている、ましてや締切日に間に合わなかった、などというのでは、もうそれだけで失格でしょう。
求人への応募書類は、全体として見やすく、丁寧できちんとしたものであること。そして、書かれた内容も、分かりやすく、簡潔で、論理的であることなどが求められます。

志望動機やアピールポイントなどを書くときには、正攻法が一番です。一般企業の求人では、“個性的”であることがプラスに評価されることもありますが、弁護士事務所では、まずそれは期待できません。きちんと、しっかりした書類を提出してください。

■面接で資質を示せ

弁護士事務所への就職では、面接試験も大きな比率を占めます。口頭弁論を始めとして、“話すこと”も、弁護士の業務では大きな比率を占めますので、いわば当たり前のことですね。
採用試験の面接ではありますが、求職者としてだけでなく、弁護士としての話し方も十分に意識して面接に臨みましょう。

身だしなみは、もちろん重要。信頼感を与える、弁護士らしい身なりを整えてください。
そして、落ち着いた、説得力のある話し方が望まれますが、高圧的であったり、強引な印象を与えたりしてはいけません。
内容については、理路整然と、簡潔にまとめ、それをスムーズに話す力が求められます。
こうした能力は、一朝一夕に身に付くものではありません。
日頃から、色々な機会を利用して、スマートに話すスキルを習得しておきましょう。

苦労して弁護士資格を取得しても、就職段階でつまずいては、せっかくの弁護士キャリアに傷がつきます。
弁護士の求人は、そう豊富にあるわけではありませんが、焦って不本意な弁護士事務所に入ってしまっては、元も子もありません。優良な求人を上手に見極め、周到な準備と目指す弁護士像への熱意で、成功へのスタートを切ってください。

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