2016/10/27

税理士事務所に入るための3つの条件 ~最近の税理士求人事情~

税理士事務所に入るための3つの条件 ~最近の税理士求人事情~

税理士資格事務所で働くというのは、税理士資格を取得した人にとって、いわば王道。将来独立することを考えている場合であっても、まずは、税理士事務所でキャリアを積むことから始めるケースは、よくありますね。

ところが、残念なことに、こうした希望に全て応えられるだけの求人があるわけではありません。税理士の市場規模は限定されている上に、会計事務所やコンサルティング会社が、サービスメニューの一部として税理士業務を請け負っていることも多いため、税理士事務所を構えている税理士は、さほど多くありません。しかも、その内訳を見てみると、税理士が一人で仕事を請け負っている“一人事税理士務所”も多く、こうした所では、求人を出せるほどの余力はないのが一般的。税理士事務所に採用してもらえるのは、かなり難しいのが実情です。
では、どのようにすれば良いのでしょうか。


■活動は、早くスタート

成功への第一歩は、求人に応募するところから始まるのではありません。その前から、周到に準備を進めることが、勝敗のキーとなります。

税理士の道を選んだら、できるだけ早い段階で、キャリアプランを考えておきましょう。自分で事務所を構える、大手の税理士事務所に勤めてパートナーを狙う、或いは、一般企業に勤務して、税理士業務を担当するなど、色々な道がありますね。この中から一つを選ばなくてはならないわけではなく、まず求人のある税理士事務所に勤めて色々と経験を積み、その後独立して、自分の弁護士事務所を開く、といったプロセスで進む手もあります。

こうして考えた末、税理士事務所で働こう、となったら、できるだけ早く活動開始。まだ税理士資格取得に向けて勉強している最中であっても、早過ぎることはありません。

税理士の求人がなくても、インターンやアルバイト、事務員などの求人を出している税理士事務所は少なくありません。こうした求人情報を探して、実地経験を積むのです。勤めたい税理士事務所にインターンなどで入れれば、職を得る大きなチャンスになりますし、そうでなくても、就職に有利になる経験を積むことができるでしょう。

なお、“早く”というのは、年齢的な意味ではありません。税理士の資格は、ビジネス社会に出てある程度の年齢になってから取得するケースも珍しくなく、そうした事情を反映して、求人の窓口は新卒者以外にも、比較的広く開けられています。

もちろん、なかなか試験に合格できず勉強だけで年月が経ってしまった、或いは、一般企業に勤めたものの、さしたる経験も職歴も得られないまま進路を変えた、といった人は別ですが、年齢相応のキャリアと能力があれば大丈夫。ある程度の年齢になっていても、臆せず、チャレンジしてみましょう。

■求人は、慎重に選ぶ

さて、いざ求人情報を探し始めてみると、意外に色々見つかるはず。拍子抜けするかも知れませんが、落ち着いてよく求人情報を見直してください。

税理士事務所の求人と言っても、税理士を募集しているとは限りません。大手の税理士事務所であれば、例えば事務員として入り込み、経験を積んで、税理士職に転じるという道もありますが、中堅事務所の中には、人を育てる余力はなく、いわゆる“雑用係”を求めているケースも珍しくありません。こうした求人に応じると、忙しいばかりで一向に経験は詰めないという恐れがあります。

また、税理士が一人でやっている事務所で求人を出している場合は、事実上の後継者探しというケースがあります。もちろん、それを承知で求人に応じても構いませんが、先に描いた自分のキャリアプランに反する場合には、抜け出せなくなって苦慮するかも知れません。

そして、自分に合った求人かどうかという点にも、注意が必要です。
例えば、税理士事務は、クライアントの業種によってある程度特性がありますので、建設会社で経理業務を担当していた後、税理士の資格を取った、というのであれば、建設会社の顧客を多く抱えた税理士事務所の求人を探せば有利でしょう。
また、税理士事務所の中には、税理士業務に加えて、コンサルティングや司法書士などの業務を請け負える体制を整えている所があります。こうした所で、自分の経験やノウハウが活かせるような求人を見つけられれば、採用される確率がぐっと高くなりますね。

■付加価値を高めて求人に応える

求人情報の中から、こうして優良なものを見つけても、採用して貰えなくては意味がありませんね。冒頭でもお話した通り、求人そのものがさほど豊富でない税理士の世界では、資格を持っているだけで、税理士事務所の門戸が開くとのんきに考えていてはいけません。

自分の経験や能力を棚卸して、アピールできる点を書き出してみましょう。
新人として求人に応じる場合には、最初にご説明したインターンやアルバイトなどの経験が活きてきますし、税理士としての転職であれば、今まで行ってきた業務、そこで得た知識などをアピールできます。こうしたものは具体的に書き出し、きちんと整理して、今回の求人先に合わせて準備しておきます。

また、税理士としての能力や経験に加えて、何らかの付加価値を提示できると、成功の確率は更に高くなります。
例えば、グローバル企業をクライアントに抱えた税理士事務所なら、外国語のスキルがあれば、歓迎されるはずですね。コンサルティングも幅広くカバーしている税理士事務所の求人に応じる場合には、一般企業でマネジメントクラスの職歴があると、有利になります。

また、税理士事務所そのものの運営に関わるスキルも、忘れてはいけません。中でも高く評価されることが多いのは、IT関連の知識や、マーケティング、営業のノウハウ。現在の税理士業務は、IT抜きには進められませんし、営業活動やマーケティングといった事務所の成長に関わる業務も、どの税理士事務所でも強化したい分野と言えるでしょう。
税理士の資格や経験に加えて、こうした不可価値を身に付けておけば、求人に大勢が押し寄せても、勝ち目があります。

さて、税理士事務所の求人について、採用され、キャリアを積むためのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
決して、楽に入れる門ではありませんが、周到に準備して、良い求人を選べば、きっと良い結果が出せるはず。ぜひ成功させて、税理士キャリアを積み上げていってください。

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