2016/01/19

2016年はIT化!そろそろあなたもIT士業になりませんか? IT弁護士 藤井総に聞く、IT士業のすゝめ

2016年はIT化!そろそろあなたもIT士業になりませんか? IT弁護士 藤井総に聞く、IT士業のすゝめ

自己紹介をよろしくお願いいたします。


弁護士の藤井総(そう)です。
「世界を便利にしてくれるサービスを生み出すIT企業をサポートする」ことを使命(ミッション)に掲げて、IT企業に特化したリーガルサービスを提供しています。
そのため、顧問先は90%以上がIT企業・IT関連機関です。
業務にクラウド型ビジネスチャットツール「ChatWork」を導入することで、全国に点在している顧問先と、日々リアルタイムでやり取りしています。


藤井さんと言えば、IT業界に特化してサービス展開されていますか?通常の弁護士さんからしますとかなり大胆だなと思いました。こちらはどのようなきっかけだったのでしょうか?


弁護士になった当初からIT業界に特化しようと思ったわけではないのです。
弁護士登録後は、大手の企業法務系法律事務所に所属して、様々なジャンルの企業法務の案件を手がけてきました。 ただ、その中で特に面白かったのが、IT企業の案件です。
もともと、高校生の頃にHTMLを学び、ホームページを制作したことがきっかけで、ITの世界に馴染みがありました。それと、仕事をする中で、ITを業務に導入するようになりましたが、それによって業務効率や生産性が大幅に向上したことで、ITの魅力を強く感じるようになりました。 こうして私は、IT業界の案件に力を入れていくようになったのです。


そうだったんですね!ご自身でサイトをつくられたりw
戦略的にITという対象に対してビジネスを展開しようと思われたのかと思いました。
ご自身の経験からなんですね。とても共感いたします。


計画的にキャリアを積んできたと思われることが多いのですが、別にそんなことはありません(笑)。ほんの3年前の時点では、ここまでITに特化することになるとは予想していませんでしたし。以前にやってきたことや、趣味のことが、意外にキャリアに役に立ったりするものです。


業務を専門家させて特化される弁護士さんは、よくお見かけしますが、対象で絞り込むというのは少ないかなと思いました。


確かに、対象を絞りこむと、それ以外の案件を取りこぼすことになるので、みなさん躊躇されるのはわかります。ですが、これだけ弁護士の数が増えてくると、「なんでもできます」では、クライアントからなかなか選んでもらえません。多くの弁護士がゼネラリストを目指している中で、自分もゼネラリストを目指すとなると、プレイヤーの多い世界で戦うことになります。
そうなると、キャリアが長いほうが知識・経験的にも、人脈的にも有利ですよね。
もちろん、その中で真面目に研鑽を積み、人脈を開拓することは大事ですが、他の弁護士だって同じように頑張っているわけですから、抜きん出ることは難しいです。
そうであれば、プレイヤーが少ない対象を攻めたほうが、クライアントから選んでもらえる確率、数が高まると思います。


本当に仰る通りかと思います。ただITに特化というのは今の時代だからこそ、なおのこと、意味がすごくあると思います。対象や業界を絞ろうと考える士業は大分増えてきていると思いますが、正直絞れていないんですよね。既に他の士業が多数生息している部分に行きます。
結局自分の頭を使って考えていないんですよね。
「どういう方法でお客様を絞ったらよいですか?」とすごくよく聞かれます。
僕は、2つの視点で考えています。
・今後大きくなっていく市場なのか
・自分が何故その人や業界を応援したいのか ということです。
大局観を掴み、今後のマクロ経済、人口動態なども鑑みる必要があると思います。
また一方で、理屈ではなく、実体験などを通じて、応援したいという動機が何故生まれたのか?ということも非常に大切なポイントだと思います。相続をやる士業が多いのは、何故?と僕は思ってしまうくらい、動機が薄いわけです。


私も全く同意見です。あとはその二つの視点にプラスして、
・競合のプレイヤーがどれくらいの数いて、自分がその中でどれくらいのポジションにつけるのか
という視点も大事かなと思います。たとえ市場が大きい業界で、その業界が好きでも、競合のプレイヤーの数が多く、しかも一流の方々がしのぎを削っているようなところですと、後発組はなかなか案件を獲得できませんよね。
その点IT業界は、一流の方々がしのぎを削ってはいるのですが、業界に特化している弁護士の数がそんなには多くなかったので、私が後から参入しても、十分な数の案件を獲得することができました。


弁護士業界も相当に厳しい業界環境なっていますが、どのようにみてらっしゃいますか?


何年か勤務弁護士を続けていれば、自分のクライアントができてきて、事務所内でパートナーになるか、独立するか選べるようになる、という時代ではないですね。
どうすれば「クライアントから選んでもらえるか」を考え、実行しないと、生き残れない時代でしょうね。ただ、今からそれをやっておけば、まだ間に合うとは思います。
そこまで考えて実行している人は、そこまで多くはないので。


わかります。本当の意味でシャカリキになって、頭を使って、考えて、行動している士業は少ないですよね。本当に危機感を持っているのか?と疑います。
通常の弁護士事務所との業務オペレーションでの違いをお教えください


純粋な弁護士業務以外の業務は、全てIT化とアウトソーシングしているため、スタッフゼロで業務を回せています。例えば、会計業務は自動会計ソフト・自動請求ソフト・オンラインバンキングを組み合わせて、それらに対応できる税理士事務所に税務顧問をお願いしているので、自分ではほぼノータッチです。
また、新規の問い合わせは、フォームからの問い合わせのみを受け付けていますし、FAXもインターネットFAXで受信しているので、問い合わせ対応をするスタッフも不要です。
弁護士業務自体も、クライアント対応はチャットに一本化していて、面談での打合せも原則行っていないので、時間も場所も選ばず、いつでもどこでも業務が可能です。


すごいですね。。。クラウド系のサービス等はめちゃめちゃ便利ですよね。顧問先などとの基本的な連絡や、やり取りは割合どのような感じでしょうか?
訪問、メール、TEL、FB、チャットワークでのやり取りで言うと、ほぼチャットワークやFBですか?
ほぼ全てチャットワーク一本です。一部の顧問先は、セキュリティが特に重要な事業を行われているため、社内規程で外部のクラウドサービスが利用できず、メールにて対応していますが、そのような例外を除き、たとえ上場企業であっても、社内決済を通してもらい、チャットワークを導入してもらっています。
また、顧問先は直接会いたいとかというオーダーや、チャットでは不安ですという方はいませんでしょうか?


さすがに込み入った話は、チャットワークだけで対応するのは難しいです。そういった場合は、チャットワークのテレビ会議機能を使ってテレビ会議をしますし、資料をお互いに見ながら話したほうがよい場合は、直接会うこともあります。
ですが、数としては多くないですね。月に数件くらいです。


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