2015/09/04

【第11回】資金調達を武器にして顧問契約を確実に勝ち取る方法『どうやって資金調達ノウハウを身につければよいのか?』

【第11回】資金調達を武器にして顧問契約を確実に勝ち取る方法『どうやって資金調達ノウハウを身につければよいのか?』

どれだけのノウハウを身につければよいのか?


これまでの記事を読んでくださった先生の中には、資金調達支援にご興味を持ってくださった方がいるのではないかと思います。(そう信じています!!)
しかしながら、「どうやって資金調達のノウハウや知識を見つければよいのだろうか?」と思ったのではないでしょうか。
 
“資金調達”の範囲はとても広いです。単に銀行融資だけではありません。第9回の『顧問契約とは、いったいどのようなサービスを提供すればよいのか?』でもご説明しましたが、中小企業の資金調達の全体像をあらためてご確認ください。
 
スクリーンショット 2015-09-04 12.19.09
 

「T」の字のイメージです!


資金調達支援を行うには、実に幅広い知識が必要となります。もちろん、あらゆる分野においてプロフェッショナルになるのは相当難しいと思います。よって、自身が最も得意な分野を持つことが重要です。それを柱の知識として幅広い知識を身につけるとよいと思います。
 
スペルの「T」をイメージしてください。
 
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吉田の例で解説しますと、私は、「創業融資」と「銀行、公庫の融資」が得意分野です。それ以外にも補助金・助成金などについては、100くらいの案件をこなしてきましたが、その分野についてはアピールしていません。事業再生についても、3年ほど集中して行ってきましたが、これについても、やはり私の得意分野ではないので、現在はアピールしていません。それ以外にもノンバンク金融などについても、相当の案件をこなしています。
 
しかしながら、やはり、私の柱は「創業融資」と「銀行、公庫の融資」です。この部分を徹底的に“深く”追及してきました。他の資金調達の手法についても、“幅広く”ノウハウを蓄積してきましたが、柱にはなり得ません。
皆さんなりの「柱」と「幅」は何なのか??ご自身でご検討されてみてください。
 

具体的な知識、ノウハウの身につけ方


それでは、具体的にどうやって身につければよいのかご説明しましょう。まずは、書籍ですよね。一度、専門書店(首都圏でしたら、八重洲ブックセンターや書泉グランデなど)にいって、関連書籍を全て購入してみてください。数十冊にはなると思います。それを読んだだけでも相当の知識になります。
 
私ごとですが・・・・、実は、17年前、私がこの分野の仕事をしようと思った時、関連書籍をまとめ買いをして相当読み込みました。しかしながら、当時は、資金調達・融資に関する書籍はほぼ皆無でした。あるのは、税理士さんが執筆している「資金繰りの本」、「融資制度の紹介を中心とした本」、社労士さんが執筆した「補助金・助成金の紹介を中心とした本」くらいしか、ありませんでした。深い知識や実務知識に基づいた資金調達の書籍はありませんでした。
 
そこで、私がとった行動は、銀行は銀行に、公庫は公庫に、保証協会は保証協会に「直に教えてもらいに行く」ということでした。それから毎日電話をしまくって、さらに資料などを取り寄せ、顧問先の社長さんと一緒に窓口に足を運ぶ・・・、この連続です。
 
私が歩んできた道のりは、トライアンドエラーの繰り返しでしたが、皆さんの場合はさほど苦労しないと思います。なぜならば、「今は良質の資金調達書籍がたくさんあります!」、「優秀な資金調達コンサルタントもたくさんいます!」・・・、いくらでも知識を入手することができるのです。
 
恐らく、私が10年かかったことが、今でしたら、3年で達成できると思います。それくらい環境は変わったと感じている次第です。
 
以下に、「資金調達の知識を身につける方法」について、まとめてみましたのでご覧ください。
 

資金調達の知識を身につける方法:四つのパターン


いくつかのパターンがあると思います。
 

<パターン1> 独学タイプ


専門書籍を読みまくって、実務を重ねていく・・・。ただし、専門家のセミナーへ頻繁に参加して、そういう講師の方とのネットワークを広げていくことが重要です。書籍に書かれているだけの知識だけで支援を行うのはあまりお勧めできません。
 

<パターン2> お勤めタイプ


資金調達に強いコンサル会社や士業事務所に入社することです。実際のところ、このパターンは難しいと思います。そういうコンサル会社などは、即戦力を希望していますので、「これから勉強します」では少々難しいかもしれません。しかしながら、これもタイミングなど、様々な要因に左右されるかもしれませんので、可能性はゼロではありません。
 

<パターン3> 弟子入りタイプ


資金調達の専門家の付き人となって勉強する・・・。しかしながら、通常、忙しい独立コンサルタントなどは、自分が抱えている案件で精いっぱいなので、少々、困難だと想像いたします。ただし、何かしらのご縁や出会いによって、可能になる場合もあると思いますので、可能性はゼロではありません。
 

<パターン4> 勉強会などへの参加タイプ


資金調達の専門家などが主催している資金調達の「勉強会」などに参加することです。これが最も手っ取り早いのかもしれません。一定のお金がかかりますが、やはり無料で高度なノウハウを入手することはできません。専門家が何年も、何十年もかかって身につけた知識なのです。そういう知識を一瞬のうちに入手することができ、さらに継続してサポートするのですから、無料など有り得ません。そして、容易に人脈まで構築することができますよね。
まだまだ他のパターンもあるのかもしれませんが、何しろ、ご本人のやる気と行動力さえあれば、知識ベースを入手することは容易です。ひと昔前までは、このような環境は一切皆無でした!!
皆さんに最も合うやり方を検討されてみてください。
 

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