2015/05/08

10年間でこんなに変わる資格起業家数

10年間でこんなに変わる資格起業家数

どんどん増加する弁護士


護士登録者のここ10年の推移を見てみると、2004年に20000人を少し超える程度だったのが2014年には35000人を超え、約15000人も増加しています。1994年から2004年の10年間での増加数が6000人弱だったことを考えると考えられないくらいの伸び率です。弁護士の場合、他の士業と異なるのは、国の司法制度改革により意図的に増やされたということです。


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※引用:日本弁護士連合会より


そもそも、弁護士を増やす政策はいわゆる司法過疎地対策のためという側面が強かったのです。人口に対して弁護士の数が圧倒的に足りていない地域について司法を行き届かせるための政策だったはずですが、都市部偏在という傾向は弁護士増加後もあまり改善されていないようです。



弁護士以外もどんどん増える資格起業家



では、弁護士以外の士業の人数はここ15年、どのように推移しているのでしょうか。


公認会計士は15年で16500人から35000人まで、司法書士は17000人から21000人、社会保険労務士は25000人から39000人となっています。いずれもその前の10年と比べたら増加のペースが速くなっている傾向があります。税理士についてはもともとの人数が多いため伸び率としてはそこまでではないものの、高止まりの状態が続いているといえます。


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もちろん登録者すべてが自分の看板を掲げているわけではなく、法人事務所などに所属する資格者もいますが、そのことを加味しても士業全体の競争が激しい時代に入っていることは確実です。



ライバル事務所との差別化こそが、生き残る事務所のカギとなる!



士業にとってここ10年は特にライバルの大幅増加で厳しい時代に突入し、さらに世間はまだ不景気から脱しきれていません。しかし、すべての事務所が売上減に悩まされているのかというとそうではなく、こんな時代にも確実に利益を伸ばしている事務所があります。特に弁護士業界は何十人もの資格者を抱える巨大事務所と23人程度の零細事務所にはっきり分かれてきているのではないでしょうか。どちらが良いというわけではなく、大事務所なら機動力、小事務所なら個々へのきめ細かい対応など、特色を生かせばよいのです。


もちろん士業は資格者そのものが商売道具ですから信頼関係の構築が営業になると言ってよいのですが、信頼をベースとした紹介だけに頼る方法ではなく、他の方法も実践していきましょう。


異業種交流会での人脈作りの他に、ウェブや紙媒体を使った営業方法を積極的に模索することもこれからの士業にとっては大切です。もちろん、品位保持など士業特有の縛りもありますが、他業種のマーケティングから学べることもあるはずです。

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