2015/06/30

【第1回】新規開業実体験

【第1回】新規開業実体験

私の新規開業について


私は奈良県で平成16年8月に開業しました。顧客0件からのスタートです。いきなり開業しても何をしても良いかも分からず、最初はベタに、地元支部の支部長への挨拶です。そこで、記帳指導の存在を知りました。これは、地元税務署が、起業して間もない税理士に対して、地元支部を通して、記帳指導を斡旋してくれます。
もちろん小遣い稼ぎにもなりますし、それ以上に、将来の顧問契約につながる可能性があります。その時の支部長が、それが最上の顧客獲得手段だと教えてくれました。
結果検証ですが、これを2年担当させてもらいまして、税務署から、16件の事業主を紹介してもらい、1件が顧問先になり、今時点(11年目)で続いている事業所は0件です。
 
 
今振り返ると、記帳指導は費用対効果の高い顧客手段であるのは間違いないですが、
そこで出会う事業主は、元々無料で役務の提供を受けることになりますので、他のどの顧客獲得手段よりシビアな価格設定になってくると感じています。従いまして、安請け合いすると、事務所規模が大きくなればなるほど、その時の価格設定に苦しむ羽目になると聞きます。
あと、地元社労士会からの紹介で、社会保険事務所の仕事で、法人設立したのに社会保険未加入事業所に対し、未加入の原因を調査し、加入促進を進める仕事がありました。これも、新しく社会保険新規適用する事業所に対し、社労士顧問契約を営業することができるものでした。これは、最初の1年しか経験をしておらず、12社ほど飛び込みをさせてもらって、結局は社労士顧問契約を結べたのは0件でした。
 
 
私にとっては、今振り返ると非常に効率の悪いマーケティング手段でしたが、実務経験を積むという意味、空き時間の有効活用という意味でよい経験だったと感じています。
なお、記帳指導の方ですが、同じ支部の若手の先生で、10件中3件の顧客化に成功している方もいるようです。
あと、新規創業塾・異業種交流会 等にも、開業した年から、1~2年ほどは頻繁に顔を出すようにしていました。そこで、気心しれた方にクライアントになってもらい、1件顧客獲得に成功しました。
 
そして今でも関係は続いています。その事業所も、つい最近、法人成りをしてもらいましたので、月日の変遷を感じます。1件顧客になってくれたのは、新規創業塾の時の勉強仲間であり、顧客になってくれた理由を分析すると、私の人柄が分かってくれたからのと、タイミングかなと感じています。そして、異業種交流会に参加して、その場のノリや、話術で、興味を引いてもらえる程の話術はないと実感しました。

【第2回】相性の悪いマーケティング手法→

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