2015/06/30

【第6回】(後編)地方都市圏で、士業事務所をゼロから始め、組織として運営する6つの方法『人材育成』

【第6回】(後編)地方都市圏で、士業事務所をゼロから始め、組織として運営する6つの方法『人材育成』

前編では、士業の人材育成に関する環境、状況について主に説明をいたしました。
この後半では、具体的に不可欠を思う3つ、について、書かせていただきます。

 

人材育成に関して不可欠な3つのこと

人材育成に関して、不可欠と思う3つのことを書かせていただきますね。

 

最低5冊は本を読み、自分の事務所に適用、応用できるノウハウを知る。

人材育成に関する本はたくさん出ています。ただし士業以外の業界です。
士業界の特徴である“独立のしやすさ”が薄い環境下での書籍です。

その中で、ご自身に感覚が近いかも?と思う書籍を5冊程度は読むべきだと思います。

ドイツの宰相だったビスマルクの名言が残っています。


「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。

 

愚かな人は自分の経験だけに頼り、賢い人は他人の積み重ねた経験に学ぶ、という意味ですね。

一般企業で人材育成を経験した人は、ものすごいノウハウを持っています。
特に、中堅、大手企業で育成を経験した人は、組織としてのノウハウも影響しています。
学ばない手はありませんよね。

 

5冊程度、読み終えたうえで、その中で、共感できた考え方や手法を採り入れてゆくのが、わたしは最善なんじゃないかと思います。

 

ホワイトを目指す。

ほぼ断言できます。


士業事務所は、いわゆる“ブラック”になりやすい。

労務の知識が薄く、ノウハウそのものが少ない。
ロールモデルが存在しない(表面化してこない)。
日々、ご依頼の実務遂行に忙しく、所長先生はワンマンであり、気分屋。

 

放っておいたら、すぐブラックになります。
これ間違いない。

 

そこをあえて、ホワイトを目指す。

 

これだけで、差別化を図ることができます。
働きやすい職場に近づけることができます。
独立するよりも事務所で働き続けたほうが良い、という判断となりやすいです。

 

一般企業が目をつけない人材を探す。

※ここでは主に「正社員」を想定して書かせてもらいます。

一般企業がまず目をつけるのは、新卒ですよね。
毎年、一定の時期になると、就職説明会をはじめとして、大々的なイベントが続きます。
人員と莫大な費用をかけて。

 

かないませんよね?
わたしは少なくとも、そう思います。

 

新卒を採用し、一から育成してゆく方法はもちろんあります。
わたしの知っている事務所さんは、新卒しか採用しない方針です。
育成のノウハウもすばらしく、そもそも、組織としての努力がすさまじい。
尊敬の念を禁じえません。

 

でも、大多数の士業事務所ではそうはゆきません。
新入社員研修が無い事務所が大多数ではないでしょうか。
かくいう弊社もそうです。
新入社員に入ってもらっても、育成してもらう「仕組み」がない。
仕組みを作ることもできますが、おそらく、その費用は負担しにくいでしょう。
社外での研修が大部分になりますので、その間、実務から抜けさせる対策にも苦労することになります。

 

わたしがお勧めする層は、ズバリ「シングルマザー」

※シングルの父親もおられますが、ここでは割合として最も多いシングルの母親を想定して書いています。

 

わたしの知っている士業事務所の中で、安定している事務所さんの多くは、シングルマザーの職員さんがおられます。

お子さんの体調不良や学校行事など、業務を抜けることも多いです。
でも、シングルマザーの方々の多くは、ある要素をお持ちです。

その要素とは…「時間内に仕事を終えよう!という強い意思」

 

これ、生産性向上の代名詞みたいなものじゃないですか?
就労時間内に仕事を終える!最大限の成果を上げる!
ライフワークバランスという考え方で、いの一番に来る対策ですね。

 

お子さんをお迎えに行く等で、時間内に仕事を終えないといけない理由があります。
かつ、仕事で成果を上げないといけません。残業することができない。

これって、一般的な正社員に欠けている部分ではないでしょうか。
残業すればするほど頑張っているように思われる。
残業している人が評価される。
そういう職場は間違っていますよね。

 

そんな中、シングルマザーは、頑張って下さいます。
偶然にも弊社にはシングルマザーはいませんが、組織的に活動を行う知己の士業事務所、全国の安定している士業事務所には、その多くで、シングルマザーが働いておられます。

「その人がいるから、ウチは安心して仕事ができるんです」。
その言葉を、情報交換した所長先生から何度お聞きしたことか。

地方都市圏が顕著ですが、シングルマザーが働くことのできる事務職の求人が少ないことも影響していると思います。
彼女たちの頑張りは、ものすごい。
実務の最前線で頑張っている。
その頑張りは、他の社員を凌ぐこともあります。
シングルマザーは、実務で戦力の中核になる可能性が高い。

求人するときには、ぜひ思い出してください。

 

以上、長文でしたが、お読み下さって深謝申し上げます。
あなたの参考になりましたら幸いです。

 

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